Creative Sound Blaster X-Fi Platinum
Review & RMAA Results


※レビューは主観が大いに含まれてるし、RMAA結果は間違ってる可能性もあるんで
鵜呑みにしないように。信じるのは勝手だが間違ってても一切責任は取れません。

■ Mini Review / 簡易レビュー

音質については各所でレビューが出てるし糞耳の俺じゃ参考にならんので省略。

というのじゃ意味無いので、BattleField2での使用感とPlatinumに付属してる
I/O Driveのヘッドフォン端子についてだけ簡単に。まずBF2だが、UltraHigh設定(127音)に
おける音はなかなかの物。最初は64音の時とあまり差が無いように聞こえるが、じっくりと
聞いてみると細かい音がより鳴るようになってたりする。まあ64音でも十分なんで自己満足の
世界とも言えるが。CMSS-3D Headphoneは定位感が大幅にUPするのでFPSゲームをやるなら
是非利用したい。上下を鳴らし分けるのはまだ苦手だが、左右はばっちりだし前後もそんなに悪くない。
まあ前後はモニターを見てるんで大体の場合わかるんで上下にさえ注意すればいい。

(注)初期ドライバ(2.07.0003)で127音+CMSS-3DHeadphone/Virtualを
利用しようとするとドライバのバグによりCPU負荷が90〜100%になるので
必ず2.07.0004以降を利用する事。但し、Windows2000はインストール時に
弾かれるようになったんでDLした.exeを解凍ソフトで適当に解凍し
できたDriversフォルダ内にあるSetup.exeを実行しましょう。ちなみにこの
ドライバ、Windows XP Professional x64 editionにも対応してます。
オマケ機能のほとんどは利用できないんだけど・・・一応3つのモードは
利用できるんで必要最低限のことはできる。



24-bit Crystalyzerは正直微妙。低ビットレートのMP3とかは良く聞こえる場合が
あるようだが・・・。CD再生とかでは完全に裏目に事が多いので低ビットレートの
非可逆圧縮音楽をバリバリ聴く人以外は常時Offでいいような気がする。

AudioCreationModeで再生するとハードウェアSRCを通さず44.1kHzをそのまま出力できる。
音は・・・いままでのSoundBlasterシリーズと比較すると至って普通、あっさり塩味。
EntertainmentModeは未だに使用してないので知らん。Game Modeでも、CMSS-3Dや
24-bit Crystalyzer、BassBoost、EQなどを使わなければなんつーかこれまた味気ない音。
物足りない人はそこら辺を調整して好みの音を作ってくれって感じだな。

I/O Driveのヘッドフォン端子を当方の糞耳で簡単に評価するなら
「線は細いし物足りないが目立つノイズは無い、音質で少しだけ我慢すれば使えなくはない」。
この後のRMAA結果で判るようにノイズは乗るし音質も決して良いとはいえないが
ゲーム用途がメインで高級ヘッドフォンじゃなければ十分実用的。聴くのがメインだったり、
予算に余裕があってI/O Driveが不要なら一番安いDigital AudioにしてAT-HA20
DrHEAD HiFi以上のヘッドフォンアンプを買うほうがいいかな。

※DigitalAudioよりさらに安い、HPのPC用オプション品であるOEM版XtremeMusicが
最近入手可能になってます。AD_EXT端子が無いので5"I/Oドライブを単体で入手しても
使用できない、デジタルI/Oが無い、HP製PC用のオプション品なんでそれ以外での
動作保証は無いなどの欠点はあるけど割り切って使うならいいんではないでしょうか?

■ Test Setup / 環境

【   CPU    】  Athlon64 3000+(Venice) @ 260x9
【   M/B    】  DFI Lanparty nF4 SLI-D 623-3
【   VGA    】  GeForce7800GTX
【    OS     】  Windows2000 SP4
【ヘッドホン】  HD580、ATH-AD7

AudioCreationModeで計測。RMAAでRecordLevelが1.0dBになるよう録音レベルを調整。
計測時のBIOS設定はSpreadSpectrumを有効に、Cool'n'Quietは一時的に無効に。
ノイズ対策は特に無し。使用したケーブルは全部部屋に転がってた、なんかの付属品だった
物で高品質な物とは言えません。

■ RMAA Results / RMAA結果

Windows2000
AudioCreationMode(Driver Version 2.07.0003)
X-Fi Platinum Line-out → Platinum Line-in loopback

@16-bit / 44.1kHz
@24-bit / 96kHz

X-Fi I/O Drive Headphone → Platinum Line-in loopback
@16-bit / 44.1kHz
@24-bit / 96kHz

X-Fi I/O Drive Headphone → I/O Drive Aux-in2(RCA端子) loopback
@16-bit / 44.1kHz
@24-bit / 96kHz

Result Comparison / 結果比較
@16-bit / 44.1kHz
@24-bit / 96kHz


オマケ(これって正しい結果なのかな?)
X-Fi I/O Drive S/PDIF Out(同軸) → S/PDIF In(同軸) loopback
@16-bit / 44.1kHz
@24-bit / 96kHz


計測にもう少しまともなケーブルを使えばもっと信用できる結果が出たかも。ただ
それだけのためにケーブルを買いたくなかったので手元にあった何かの
付属品だったと思われる安物で済ませちゃいました。ケチ臭くてすまないね。

あとノイズ対策としてI/OドライブにJapanValueから出てる電磁波吸収ゲルシート
PT-R1316や電磁は吸収ゲルペーストPT-R Pastを使えば多少改善できるのかも
しれないが、マニアじゃないのでそこまでは出来ん。JapanValueはボッ○ク○なんで
好かんし。またまたケチ臭い話でゴメンな。

(11/15追記)
AudioCreationModeのRMAA結果は判ったが、肝心のGameModeではどうなんだ?
というわけでやってみましたGameModeでのRMAA。一応既出ですが、参考までに
書いておくとGameModeとEntertainmentModeは48kHz出力がデフォです。

測定方法と設定は以下のとおり
GameMode、X-Fiカード上のLine-out → Line-in Loopback 。
Speakersは2/2.1chの設定、24-bit Crystalizer、EQ、Enable SVM、BassBoostはOff/無効。
EAXのみOnにして、CMSS-3DVirtualのOn/Off両方で測定。SpeakersをHeadphoneにして
CMSS-3DHeadphoneを有効にすると正しく計測できなかったので省略。
以下その結果。

Windows2000
Game Mode(Driver Version 2.07.0003)
X-Fi Platinum Line-out → Platinum Line-in loopback
CMSS-3DVirtual Off
@ 16-bit / 44.1kHz
@ 16-bit / 48 kHz

CMSS-3DVirtual On
@ 16-bit / 44.1kHz
@ 16-bit / 48 kHz

Result Comparison / 結果比較
@ 16-bit / 44.1kHz
@ 16-bit / 48 kHz

AudioCreationMode vs GameMode / モードの違いによる比較
@ 16-bit / 44.1kHz

まあこんなもんか。上記の結果からも判るように、確かにハードウェアSRCは
Creativeが宣伝してたように良くなってると思う。面倒な時はいちいち
GameModeとAudioCreationModeを切り替えなくてもいいかな?と
思う程度にはなった。所詮音質は二の次なゲーマーですよ、はい。

(11/16追記:Windows XP Professional x64 edition での動作チェックとRMAA結果)

11/15に登場した新ドライバの2.07.0004。Windows XP Professional x64 editionにも
対応したという話なので、早速米MSからx64の180日評価版をDLし入れてみることにした。
結果から言うと、無事に音が出て動いてます。I/OドライブのS/PDIF出力もOK。

試しにBattleField2を入れてみたところ無事にX-Fi/UltraHigh設定も選べたので大丈夫なのかも?
ただRM3DSは測定させようとした瞬間エラーが発生して終了してしまうのでCPU負荷や動作状況を
確認できなかった。EAXの効果が確認できるPositionAccuracyTestは起動した瞬間OSが固まったorz。
それと24bit/96kHzの結果が変なんだが理由がワカンネ。俺の測定方法が悪いのか
また栗のバグなのか・・・・と思ったけど、良く考えたらRMAAはx64に対応してないので
計測結果自体どの程度信用していいのか全く判らないよな。ということで以下は全て参考程度に。

2.07.0004ドライバ & WinXP x64でのRMAA結果
AudioCreation Mode
X-Fi Platinum Line-out → Platinum Line-in loopback

@ 16-bit / 44.1 kHz
@ 16-bit / 48 kHz
@ 24-bit / 96 kHz  

Game Mode(CMSS-3D Off、24-bit Crystalizer Off)
X-Fi Platinum Line-out → Platinum Line-in loopback

@ 16-bit / 44.1 kHz
@ 16-bit / 48 kHz

AudioCreationMode vs GameMode
@ 16-bit / 44.1 kHz
@ 16-bit / 48 kHz



OpenAL/127buffer使用でRightMark 3DSoundを実行した結果も晒しておく。
新ドライバ(2.07.0004)での結果
CMSS-3DHeadphone/Virtual On時

ようやくまともな結果になったYO!?





製品付属の旧ドライバ(2.07.0003)を使用したときの結果
CMSS-3DHeadphone Off
ごらんのように、無効時はCPU負荷も低いけど....




製品付属の旧ドライバ(2.07.0003)を使用したときの結果
CMSS-3DHeadphone On
有効にすると....あちゃー。こりゃダメポ。




それと雑然としてて非常に見づらいページでスマン。恥かしいのでこっそりと謝っとく